現在、私は2匹の猫を飼っており、彼らとの生活を満喫しています。しかし、いま振り返ってみると、猫を飼う前に一回考えておいた方が良かったと思うことがあるので、この記事ではそのことについて書きます。
Contents
費用について
病気や怪我の治療費が高めなこと
いきなりお金の話ですが、猫が病気の手術をする場合、数十万円規模のお金がかかることがあります。うちの猫は2歳のとき腸重積という病気になり、そのときの手術とその前後の検査に、合計で30万円くらいかかりました。幸い、一回の手術で元通り元気になりましたが、これが何回も手術が必要な病気だったらと思うと、恐ろしい気持ちになります。
いざという時に慌ててしまわないためにも、猫の治療費について頭の片隅に置いておくと良いと思います。保険に入るのも対策のひとつです。
生活のペースについて
猫は思い通りにならないということ
猫は、机の上に乗っているものを落とします。それがたとえ、たっぷりコーヒーが入ったマグカップだったとしてもです。ノートPCの電源コードに足を引っ掛けて、パニックになってノートPCもろとも机から落っこちたあげく、ダッシュで逃げて滑って転んで怪我をするかもしれません。あなたが大事にしているお財布やバッグをかじって歯型をつけてしまうかもしれません。彼らは革製品が大好物です。
もちろん猫によって違いはありますが、これらのことは可能性としては考えておく必要があります。そして大事なのは、猫がこういうことをしても怒ってはいけないということです。猫は怒られても反省はしません。また、あまりにきつく怒られると、あなたを怖がったり嫌いになってしまうかもしれません。猫がどんなにひどいいたずらをしても、仕方ないな、とため息をひとつついて、速やかに後始末をするのが飼い主の務めです。
短気な人、猫よりも大切なものがうちの中にたくさんある人は、猫を飼わない方が幸せかもしれません。
毛が部屋中にあふれること
短毛か長毛かによって毛の舞い方は異なりますが、フローリングの部屋に太陽の光が差し込んだときに、あなたは思い知るでしょう。毎日掃除が必要だということを…!
猫を飼う前は、猫と一緒に寝ることを夢見たりしているでしょう。しかし、猫が布団の上で一瞬でも過ごすと、彼らがいたところには想像以上の毛が残ります。毎日ブラッシングをしても毛がなくなることはなく、むしろ増えているんじゃないかと思えるような、無尽蔵猫毛製造マシーンです。出かける前のエチケットブラシが日課になるでしょう。
世話について
2日以上家を空けるときのこと
よほど小さな子猫でなければ、猫は一泊二日くらいのお留守番はできます。でも、それ以上の期間うちに帰れない場合は、知人に猫の世話を頼むか、ペットホテルに連れて行くか、ペットシッターに猫の世話を頼む必要があります。2日以上家を空けることが多い方は、留守中の猫の世話を誰にしてもらうかをあらかじめ考えておいた方が良いでしょう。おすすめはペットシッターですが、いつかこれについては記事を書こうと思います。
まとめ
猫を飼ってからこんなはずじゃなかったと思っても、飼う前の状態には戻せません。後悔しながら、ストレスを感じながら猫と暮らすのは人間にとっても猫にとっても不幸なことです。そうならないためにも、猫を飼う前にいったん冷静になって、これらのことを考えてみていただければと思います。
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