石原さくらさんの猫フォトレッスンに行ってきました

石原さくらさんが講師となって、猫を撮影する際のポイントなどを教えてくれる講座に参加して来ました。この講座はNHKカルチャーの講座で、2回に分けて講義と猫カフェでの撮影会を行う構成でした。第1回の講義は出られませんでしたが、第2回の猫カフェでの撮影会に行ってきたので、そのときの話をしようと思います。

講座の概要

石原さくらさんとは

知る人ぞ知る、雑誌「ねこのきもち」などで活躍されている猫専門の写真家です。淡々とした語り口調で、猫を撮影するときのポイントをわかりやすく説明してくださいました。

石原さくらさんのサイト

撮影会会場は猫カフェ「ニャフェ・メランジェ」

広いリビングにソファが置いてあって、それぞれのソファの前にテーブルが置いてあるようなレイアウトです。ソファでくつろぎながら、そばに猫がいる感じを味わえます。

猫たちは基本寝ていて、おもちゃが出てくると食いついてくる子がいたり、たまにケンカする子がいたりします。

ニャフェ・メランジェ

撮影会の内容

全部で8人くらいで、ほとんどが女性でした。参加者が持参した機材は、スマホ:デジタルカメラ=3:1くらいでしたが、一眼レフを持っていた方が1名いました。

前半

まず初めに石原さんから、じっとしている猫を撮影する際のポイントを実演を交えながら説明がありました。その後、では皆さんもやってみましょうという流れで、参加者それぞれが撮影しつつ、適宜石原さんからアドバイスをもらう感じに。目にキャッチライトあると可愛い写真になるとのことで、参加者は、どの方向から撮ればキャッチライトが入るのかを探りながら猫の周りをウロウロ。猫は撮影慣れしているため、猫の周りをぐるぐる回りながらベストアングルを探ることができます。

石原さんによると、猫を撮るときはシャッタスピード優先でカメラを設定するのが良いそう。また、寝ているときなど猫が動いていない場合は1/60sくらいでも大丈夫だけれど、毛づくろいしていたりする場合は1/160sより速くしないと被写体ブレしてしまうとのこと。確かに、絞り優先で少し暗めの場所で撮影するとシャッタスピードが1/60sくらいになってしまい、猫が顔の向きを変えただけでブレブレのナチュラルプライバシー保護状態に。

石原さんはMモード(マニュアルモード)で撮影するらしいですが、私はまだまだその域には行けそうもないので、猫撮影時はシャッタスピード優先モード、と覚えました。

後半

動いている猫を撮る方法を実演を交えてレクチャしてもらい、その後実践の流れ。石原さんが釣竿タイプのおもちゃで猫を動かしてくれるので、参加者はタイミングを見計らって連写モードで決定的瞬間を狙います。

ソニーの方が運営側スタッフとして来ていて、機材貸し出しをしてくれました。私はα630035mmのレンズの組み合わせをお借りして、後半はずっとこの機材で撮影しました。後半は動いている猫の撮影だったので、この判断は大正解!

α6300は像面位相差AFなので、フォーカスが気持ちいいくらいにサクッと合います。途中、猫の肉球にピントを合わせつつ、肉球越しの猫の顔を撮ろうとしたときにどうしてもピントが顔の方に来てしまって、タッチAFがあればなぁと思ったものの、それ以外はとても使いやすいカメラでした。見た目の割に重たくないのも意外なGOODポイント。欲しい!と思いましたが、この組み合わせの機材だと20万円を軽く超えてしまうので、簡単には手が出せませんね。

まとめ

ふだん自宅で猫の写真を撮っている方は、一回こういう撮影会に参加してみると、撮影のポイントがわかって良いかもしれません。増える一方の失敗写真の原因がわかったりするので、自宅で撮る写真のクオリティがきっと上がります。同じく試行錯誤しながら猫を撮影する参加者の方との会話が発生したりするのも楽しいものです。

石原さんは猫のブリーダもやっていて、今後自宅での撮影会も計画しているとのことだったので、ぜひ参加したいと思いました。

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