ペットシッターを選ぶときの5つのポイント

2日以上家を留守にするとき、猫だけでお留守番するのは心配ですよね。そんなとき、うちではペットシッターさんに猫の世話をお願いしています。

と、そんな話をすると必ずと言っていいほど「知らない人に鍵を預けて家に入ってもらうのって不安じゃないの?」と聞かれます。今回は、ペットシッターを選ぶときのポイントについて書きたいと思います。

なぜペットシッターなのか?

ペットシッター以外のサービス・手段

飼い主が家を留守にする場合に猫の世話をしてくれるサービスとして、ペットホテルがあります。猫は環境が変わるとストレスに感じることが多いため、ペットホテルという馴染みのない場所で知らない人や他の猫の気配を感じながら過ごすのはあまりおすすめできません。

近所に住んでいる家族や友人に猫の世話を頼むことも考えられますが、トイレの掃除までやってもらうのは、たとえ相手が猫好きだったとしても申し訳ない気持ちになりますよね。また、万が一飼い主の留守中に猫の具合が悪くなってしまった場合、猫の世話をしてくれた人が責任を感じてしまったり、反対に飼い主が相手を責めてしまったりするかもしれません。

そのため、猫のためにも飼い主のためにも、ペットシッターが安心と言えます。

ペットシッターとして開業するには資格が必要

ペットシッターは、誰でも簡単になれるわけではありません。

ペットシッターとして開業するには、動物取扱業の登録が必要です。登録には半年以上の実務経験があるか、専門的な教育機関を卒業しているか、規定の資格を持っているかのいずれかが必要なので、動物の世話に関してある程度の知識があると言えます。

確認したい5つのポイント

それでは、ここからはペットシッターを選ぶときのポイントについて書いていきます。自宅の鍵を渡して自分が留守の間に家に来てもらうわけですから、しっかり見極めたいところです。

ポイント1:猫専門のペットシッターか確認する

会社としてはペット全般を対象としている場合でも、スタッフに猫専門のペットシッターがいるかどうかを確認しましょう。専門家の方が、猫に対する気の利いたお世話ができますし、ちょっとした異変にも気付いてもらいやすいです。

ポイント2:ブログなどでのお世話報告を確認する

どんな猫の世話をどんな風にしたかを簡単に報告しているブログがあるかを確認しましょう。猫の写真があれば、猫とのコミュニケーションの様子が垣間見れますし、書かれている文章からは、猫に対する思いが感じられるはずです。

ポイント3:経験年数を確認する

ペットシッターさんのサイトに営業開始日が書かれていることもありますが、ペットシッターを始めたばかりの人よりも、経験が長い人の方が安心です。開業してから間もない人でも、もともと他のペットシッター会社のスタッフとして勤務していて最近独立した場合もあります。

ペットシッターさんのブログがあれば、ブログの一番古い記事がいつなのかを確認しても良いでしょう。

ペットシッターは信用が命です。信用を失えば、依頼が来なくなり事業として成り立たなくなります。経験年数が長いということは、長期間事業として成り立っている状態が続いているということで、大きなトラブルが発生していない証拠として考えて良いと思います。

ポイント4:猫の保護活動など社会的活動をしているか確認する

迷い猫の保護や、里親募集などのボランティア活動を積極的にやっているペットシッターさんは、猫に対する愛情が深く、猫のお世話をきちんとしてくれる可能性が高いです。また、猫の世話に関する勉強会に参加しているペットシッターさんも、最新情報を元に、猫により嬉しいお世話をしてくれそうです。

ペットシッター業が繁盛しすぎて、この辺りの活動ができない場合もあります。お世話をお願いしたいペットシッターさんの候補が複数いる場合に、この辺りも参考にしてみると良いでしょう。

ポイント5:ペットシッターさんと実際に会う

これまでに説明したポイントを確認したら、ペットシッターさんに会ってみましょう。自宅の鍵を預けても大丈夫な人か、自分の猫をしっかりお世話してくれると信じられるかを確認します。

今までペットシッターをやって来た中で大変だったことを聞いてみたりすると、話し方から猫への接し方が垣間見えるかもしれません。

まとめ

知らない人に鍵を預けるのは心配だと感じる人もいると思いますが、猫にとっては家でお留守番するのが一番ストレスが少ないはずです。

良いペットシッターさんを見つけて、皆さんが安心して旅行できるようになると良いなと思います。

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