猫の病気のサインに気付くことは、ふだん仕事で家を空けることが多い飼い主には難しいことです。
そこで、新しいガジェットを考えてみました。
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猫用Fitbitをつくる
猫の首輪にセンサをつけて日々の猫の行動ログを記録しておき、ログデータを分析することで、いつもと様子が違う(=病気のサインかも)を定量的に知ることができるのでは?という試みです。
どうやって作るか?
猫の首輪にセンサを仕込んで自動的に行動ログを記録してもらうわけですが、猫の首輪に仕込めるくらい小さいセンサってあるのかな?と思って調べたところ、サイズといい機能といいドンピシャなものを見つけました。
Cerevoさんというハードウェアスタートアップの会社のBlueNinjaです。
加速度、角速度、地磁気の9軸センサと気圧センサがついてます。また、フラッシュメモリも内蔵していてBluetoothもついているということで、機能的には文句なしです。そのほかに助かるのは、オプションでリチウムイオンバッテリも買えることです。
BlueNinjaを見つける前に考えていた同様の製品もあったのですが、どのバッテリと組み合わせれば良いのかがわからず購入に二の足を踏んでいました。
猫側の問題
うちの猫は生まれてから今まで首輪をつけたことがないので、ガジェット側が完成した後で猫に使ってもらえず悲しい思いをすることを避けるために、あらかじめ首輪に慣れさせることにしました。
初心者なので細いほうが良いかと思い、10mm幅の華奢なものを選びました。つけた直後は気になるようで、しきりに首の周りをかきかきしたり毛づくろいしたりしていたので、初日は10分くらいで外しました。
徐々につける時間を長くしていき、3日後には半日くらいつけています。これで、ガジェットは完成したが使ってくれる猫がいない最悪のパターンは回避できそうです。
デイリー猫首輪EX 桜伝説 黄土(ゴロにゃん)
行動ログから何がわかるか
あれ?いつもと様子が違うかも?
9軸センサから猫の動き、姿勢がわかるはずです。1日単位だとばらつきが大きそうなので、1週間くらいの単位で行動の変化をモニタできれば、「あれ?最近なんかちょっと様子がおかしいな」ということに気付けるのではと考えています。
今までも何となく「いつもより元気がないかな?」と思うことはありましたが、気のせいかもしれない、と思って特に対策することはありませんでした。
自信をもって猫を病院に連れていけるかも
猫は病院が嫌いですし、なんとなく様子が違う気がする、程度の動機で猫を病院に連れて行くのはどうにも気後れしてしまいます。病院の先生は、「いつもと違うと感じたら病院に連れてきてくださいね」とは言いますが、どの程度いつもと違えば連れて行って良いのかも悩みどころです。
もし、猫の行動ログを解析した結果が自分の主観と同じであれば、試しに病院に連れてってみようかな?という行動につながり、もしかしたら病気の早期発見につながるかも!と妄想しています。
まとめ
というわけで、猫と遊ぶおもちゃとは別に、新たに作りたいものができてしまいました。
これはこれで、コツコツ進めていきたいなーと思います。
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